
人事
人材を活用して企業価値を高めるためにCHROが果たすべき役割
経営を取り巻く環境の変化が速く激しい現代、海外の先進企業では、企業が変革し続けるために組織と人の重要性に着目し、CHRO(Chief Human Resources Officers:最高人事責任者)という役職を設けています。日本では、まだ、設置している企業の少ないCHROについて、果たすべき役割、あるべき姿、資質について解説しています。
2020/09/04
HR Techやタレントマネジメント、戦略人事といったバズワードが世に出て久しいですが、各企業においてその取り組みの効果に疑問の声が多く聞かれます。タレントマネジメントツールを導入したものの、それが一過性のあるいは一部の従業員のスキルデータベース構築に終わってしまった、自社ビジネスの大部分を占めるはずのグローバル拠点の従業員は全く管理できていない、等ここ数年の人事領域の取り組みが経営戦略の方向性や改革に繋がっていないという課題感をお持ちの企業は少なくないのでしょうか。
エビデンスに基づいた戦略的人事の実践
人事業務は本来、経営と最も近いところで戦略的に行われるべきものです。経営計画から導き出される要員計画や採用計画は、全社戦略、注力地域やカテゴリー、人員の生産性、そして自社人財のスキル、経験、キャリア志向等さまざまな情報に基づいて意思決定されなくてはなりません。Anaplanが提唱するコネクテッド・プランニングにより、経理財務や経営企画部門、さらには各事業部門が策定する財務計画や事業計画と連動する形で、そのベースとなる実行計画としての要員・人件費計画をトップダウンとボトムアップの双方向で、そしてグローバルレベルで策定する事を可能にします。また、既存の人事システムやタレントマネジメントシステムに格納されている自社人財の「質」の情報を取り込む事により、中長期的な全社戦略と年々流動性の高まる従業員のキャリア志向や育成プランを融合した戦略的ワークフォースプランニングへと昇華させる事を強力にサポートします。
Workforce Planning (WFP) - 要員計画 デモ動画
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